2017.04.17 Monday
温めるべきか、冷やすべきか
JUGEMテーマ:健康
腰痛肩こり、あるい筋肉の痛みなどの諸症状にたいする対処法として、基本的には温めるか冷やすか、
どちらかしかありません。
急性の場合には冷やす、慢性の場合には温めてみる、これが一般論です。
具体的には
温めるグループ:入浴、ホッカイロ、湯たんぽ、内服薬だと葛根湯あたりでしょうか。
マッサージも広義の意味では温めるグループに入ります。
冷やすグループ:アイスノンなど氷嚢、鎮痛消炎作用のあるシップ、あるいは塗り薬
例外:温シップ 成分に血行促進作用があるトウガラシエキスと、解熱作用があるサリチル酸グリコールが含まれている。
いわばブレーキとアクセルと同時に踏むようなもので、これって効果あるのか?個人的には疑問です。
実際に運用するとして、どのケースで温めるか、どの場合に冷やすか、これは悩ましい問題です。
例えば昨日捻挫して足首が痛い、それならば、冷やした方が良くなる確率が高いです。
今の鎮痛消炎剤は高性能ですから、外傷性の痛みに対する効果はかなりのものです。
肩こりや腰痛に対しては特に対処が難しいのですが、ご自身の太ももやお尻、お腹などを触ってみて、
冷えている場合はないでしょうか?その場合、冷えてる部位を温める事で、腰痛・肩こりの緩和の可能性が
ありますし、体型的にも下肢痩せできる可能性があります。むくみの除去にも効果が期待できます。
ただし、身体に痛みが出た場合にはすぐに使用をやめて下さい。相性やタイミングの問題で、
温熱が必ずしも適切でない場合があります。
また上記で紹介した消炎・解熱の医薬品に関しても、購入時にはかならず薬局の人に相談してから
使用する事。これは絶対です。体質によっては合わないケースもありますし、
使用にあたっては慎重な判断が求められます。